(041) 京都は冬が良い

京都好きの人は多い。とくに春秋は観光客で大賑わいである。毎年必ず1回は京都観光をするという人もいる。

春、東山三十六峰の中腹にたなびく霞、鹿ヶ谷法然院真下の疎水の桜。
夏、四条鴨川の鮎釣り。 秋、三千院の少し先、古知谷阿弥陀寺の紅葉。
これらにしばし心を奪われる。

京都は、春も秋も言葉に尽くせぬほどの美しさを誇っているが、真冬の京都はまた格別である。
つらら滴る「大原の里」、うっすらと雪の降りそそぐ「金閣寺」、凍てつく寒さに静まり返る古代佇む「広沢池」で幽玄の世界に遊ぶ。
等など捨てがたいのが冬の京都である。自己の内面に誘いこまれるような雰囲気を持っている。

京都の日々は、春夏終冬、自然の中で都市生活を送ることが出来る。
そして、自然と一体化した日々の生活が、人生の深い疑念も解消してくれるようだ。

法然院

法然院

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